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ドヤ顔連発の第12回いちえふ沖調査 – いわき海洋調べ隊「うみラボ」公式サイト
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ドヤ顔連発の第12回いちえふ沖調査

皆さんこんにちは、うみラボけんきゅう員の小松理虔です。

 

本日9月6日、第12回目の、うみラボ調査。

 

結論先に行っておきます。爆釣です。

 

その模様をたっぷりとご覧頂きます。

 

福島の海、長期にわたる試験操業により魚の個体数が増えており、そして大型化しております。うみラボに来た釣り人たちも皆さん口を揃えておっしゃいますが、例えば東京湾などで釣れるような魚とはワケが違います。福島の海の豊かさについて思い馳せずにいられません。

 

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元東電社員で現在はappreciate FUKUSHIMA workers代表として、廃炉作業に関わる方々の支援活動をされている吉川彰浩さんに急遽参戦頂きました。もともと釣り好きだったという吉川さん。アイナメをゲットでございます。

 

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こちらは鎌倉からわざわざお越し頂いたI川さん。いやあすごい。撮影ポイントから離れたところで釣られてたので証拠写真はあまりないんですが、アイナメからメバルからヒラメから爆爆爆釣の様子でいらっしゃいました。

 

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船釣りは初めてというF田さんも速効で尺メバルゲット。今日は非常に感触がよく、いつもはかなり苦労する原発3km圏内での調査がはかどります。

 

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こちらも船釣り初体験のA川さん。釣り職人の方々のアドバイスもあり、見事に尺メバルゲット!! いやあ、すばらしい。すばらしいです!

 

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F田さん続いてはヒラメゲット! ビギナーズラックとは思えない釣果。確実にこの海域の魚の個体が回復している証左でありましょう!

 

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わたくし小松も今回はヒラメを3尾ゲットしております!!! ドヤァァァァッ!!

 

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そしてふたたびの吉川さん。面目躍如のビッグヒラメゲット。

 

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釣りポイントを移し10km圏内へ。アクアマリンふくしまの吉田さん、どうしたんですか? 船酔いですか?

 

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10kmポイントまで移動しても安定のI川さん。こちらは高級魚マゾイであります。

 

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撮影で参加していたNHKのカメラマンさんも試しに釣り糸を放り込んでみたら、オモリが着底した瞬間にヒラメゲット。これもしかすると増えすぎてるのかもしれないですね、ヒラメが。

 

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今日も安定した釣果を残した、うみラボ首席調査員(釣り担当)の八木。

 

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ドヤァァァァァァッ!

 

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ドヤァァァァァァァァァァァァァッ!

 

いやあ、皆さん大変におつかれさまでございました。

 

うみラボ過去11回でも1、2を争う爆釣となりました。いつもは変わり種の魚種も入ってくるのですが、今日は種類は少なめ。ヒラメ、アイナメ、メバル、ソイ、とりわけヒラメはかなり釣れました。これらの魚種はまだ試験操業の対象になっておらず、特に慎重な調査が求められる魚種。原発直近と沖の2ポイントでかなりの数を釣れたのは非常によかったと思います。

 

どれもデカいです。やはり黒潮と親潮のぶつかりあう常磐沖はプランクトンが豊富であり、魚の成長もかなり恵まれているわけですね。だからこそ常磐沖の根魚は少しずつブランド価値が高まっていたわけですが、うむ、実際ほんとにすばらしい海の恵みです。これが食べられないっちゅうのはほんと悔しいですね。

 

今回かなり釣れたヒラメ、以前だとヒラメの「大きさ」で、ある程度年齢がわかりましたが、事故から4年半が経過しようという現在、大きさのみで年齢を判別するのは難しくなってきました。したがって今後は「耳石」を採取して年齢を丁寧に見ていく必要がありそうです。

 

我々のこれまでの調査では、震災前生まれ、さらに7歳を超えるような個体だと、原発事故直後の汚染水の影響が見られ、線量が高めに検出される個体もありました。これに対し、4〜5歳と、原発事故直前に生まれたような個体だと排出が進み、線量は減少傾向です。今回はヒラメがかなり釣れましたので、3km圏内と10km圏内で線量にバラツキがあるのかなどを調べてみたいと思います。

 

その計測結果は、9月26日に開催予定、アクアマリンふくしまの「調べラボ」でお確かめください。また19日には次回のうみラボも開催予定でしたが、ごめんなさいこちらは日程を変更して開催します。

小松けんきゅう員
小松けんきゅう員

うみラボけんきゅう員。釣るよりも食べるほうの専門。